バスターとアタシ。
バスターが２ヶ月の時に私達は出会いました。今では信じられないけれど当時は２ヶ月にしては小さめの３．６キロ。
つってもパグくらいの大きさは既にあったけれど。皺も少なかったし、もっと可愛い顔だった（笑）。
バスターはよく仔犬の割りに落ち着いてるね、とか大人しいね、なんて言われました。でもね、最初からそうではなかった。
ハイパーな奴でした。暴れるし、噛むし、引張りっ子をすれば唸るし・・・どうしてくれようかとよく考えてました。だってこのまま大人になったら大変だもの！
んでもどこにもブルマスチフの育て方なんてないし、仮にあったとしても「正しい」なんてのはそこにはなかったでしょう。
だから我流で育てること決意！躾け教室とか訓練所とか考えたけども、近所に６ヶ月間も訓練所に入ってた秋○犬がいるけど
近所で有名な嫌われ犬になってしまってる。だって見境なくケンカ売るし噛み付くし・・・で、結果みんなに避けられるようになってしまった。
要は飼い主だと思う。勿論、犬が生まれ持った性格も関係するだろうけど。飼い主さん次第でどんな犬にでも育つと思う。
そんなかんな（？）で、バスターは私が育てるぅぅぅぅ！！！とな。手が付けられないようになってしまったら迷わず躾け教室に行こう、と。
それまで努力を惜しまずにしっかりと、やれる限りやろう。他人に害を加えてしまうような子にだけは絶対にしないぞ！
・・・と、毎晩バスターの耳元で決意を伝える（笑）。まずは洗脳から（笑）なんちゃって♪
でもね、今でもそうだったりするけど「ブルマスチフだし、飼い主若いし、大丈夫なの？」みたいなこと言われます。関係なぁぁい！！
だって私とバスターの関係は「力」で成り立っているのではないもの。力じゃもう敵わない。でも力じゃない。よ。
さてさて、ハイパーだったバスターをどうやって大人しくさせたか。なんも難しいことはありませんでした。ハイパーになったら遊んであげない。それだけ。
んで、大人しくしてるときにわざと構ってあげる。そうやって「大人しくしてると遊んでもらえる♪」と覚えてもらっただけ。それだけ。
引張りっ子して唸ったら途中でもやめちゃう。それだけ。んでひたすら褒める！いいことをしたら褒めて褒めて褒めちぎった。
もともと頑固な性格の犬種なので頑固なぶん、覚えたらしっかり守ってくれる。だから覚えてくれるのは早かった。ホ。ラッキー★
でも大人しいつったってまだ仔犬だもの、当然他のワンちゃんと遊ぶときは一生懸命遊びます☆しつこいくらい（笑）。
あとは思春期（？）を迎えてどう変わってしまうか・・・このまま育ってくれればいいけど。それはまだその時期を迎えてみないとわからない。
でも「ケンカ」だけは出来るだけ避ける。バスターが「噛み付く」ことを覚えてしまったら大変だ。「ケンカ」を覚えてしまったら大変だ。
まず、もう力では敵わないのだから止めるのも簡単なことではなくなってくるだろう。しかもまだ成長中。だから絶対避けなくては！
万が一、ケンカになってしまったら体当たりで止める覚悟です。ケガをしようが血が出ようが、自分の愛犬だもの！！！！！！！！！
ケンカは避けているけど小さいころから出来るだけ多くのワンちゃんとご挨拶させてます。
バスターみたいな大きな子がいきなり行ったら大抵の相手はびびります。ケンカ予防も兼ねて、ご挨拶の際には「ごあいさついいですか？」と聞く。
ビビる犬、嫌がる犬、唸る犬、喜んでくれる犬、、、、様々な犬からいろんな事を学んでもらった。いえ、学び中。
でも良いことばかりを学ぶわけではない。ダメなことを学んでしまうことだってある。あぁ、大変。。。。楽じゃない。でも楽しい。
バスターにはいろんな事を楽しく学んで欲しい。
名前を呼んだ。振り返って目がちゃんと合った。褒める。これアイコンタクトの基本★
もともと犬同士、目と目が合うのはケンカのときだったりなんかだ。弱者の犬は強者の犬から目を反らす。
だから犬は目を合わせるのを本来嫌うらしい。でも一緒に生きていく以上アイコンタクトは必要。だから楽しく覚えてもらう♪
目が合った・・・たったそれだけのことだけど、私は大切だと思う。嫌いなことを好きになるなんてステキなことだと思う。
あと、叱るときには絶対に名前を呼ばないことを心がけている。なんでって？
それは名前を呼ばれたら楽しいことがあるって覚えて欲しいから。
叱る度に名前を呼んでいて「名前を呼ばれたら嫌なことが起きる」と覚えてしまったら悲しい。
まだまだ成長中、まだまだ学び中のバスターから私もまた毎日いろんなことを学んで一緒に成長中（笑）。
無事、立派なブルマスチフになってくれるよう、みんなに好かれる子になれるよう一緒にがんばっていきます。
どんな犬と飼い主になれるかまだわかりません。こんな私とバスターをどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
toshie
